真鍮

真鍮とは

真鍮は銅と亜鉛とで構成されている合金です。
特徴は電気伝導率、熱伝導率が高い点にあり、耐蝕性についても優れています。
伸延性・圧延性に優れており、線・条や板加工が容易です。

真鍮の成分でもある銅は大気中では極めて優れた耐蝕性を発揮します。
この性質は表面に緑青という膜できて、金属自体の酸化を保護しているためです。
また、極微量作用と言って僅かの量でも殺菌効果を発揮します。

真鍮の使い方

真鍮を加工する際の一つとして、レーザー切断機が使われます。
真鍮は反射率がレーザー切断機では高く加工しづらい素材ではありますが、なめらかで美しい表面の真鍮は精密なレーザー加工によって、さらに仕上がりが美しくなる加工方法です。

真鍮は湿気や塩分に弱いという負の特性もあり、アクセサリーを身に着けて汗をかいたまま手入れもせずに放置しておくなどという行為を繰り返していると、金属表面の酸化や硫化が進み、緑青という青緑色の錆が発生することがあります。真鍮の表面がざらついたり、くすんでいるときは、石鹸や食器用の洗剤などの中性洗剤を使用して水洗いするか、あるいは研磨用のワックスで磨くと再び真鍮特有の色合いがでてきます。

真鍮を使って作られるもの

真鍮は加工性と耐蝕性に優れており、外観の美しさもあるため、調理器具や金管楽器(トロンボーン・トラペット・サックスなど)額縁、アクセサリー類、そして仏具などに使用されます。
社寺・仏閣などの本殿に使われている樋は真鍮が使われていることが多く、銅独特の錆の色、つまり緑青の錆が深みのある雰囲気を醸し出しています。
また最も知られているのが貨幣で、五円玉には真鍮が含有されています。
さらに、殺菌作用を利用してドアハンドルや引手・つまみなどにも使用されています。
 

  • 素材,金属