ステンレス

ステンレスとは

ステンレスはステンレス鋼が正式名称では英語ではstainless stealと言います。
ステンレスは鉄が50%以上でクロムを約10%含む合金で、さびにくい特性を持っています。
このさびにくさはクロムによるもので、クロムの含有量を多くするとよりさびにくいステンレスを作ることが出来ます。
またさびにくさだけでなく、耐久性や強度についても他の金属よりも優れており、それでいて加工のしやすい合金のため、様々なところで活用されるものとなっています。

自然環境に優しい金属とも言われており、100%リサイクルが可能な材料として高い評価を得ている金属です。

ステンレスを使う場面

ステンレスは建築、土木、家電、厨房ととてもたくさんの分野にて使用されています。
内装・外装材、金属製品、シンクなど、ステンレスは様々な形に加工され、最も身近な金属と言えます。

ステンレスの使い方

すでに作られたステンレス製品を活用することはありますが、日常生活においてはステンレスを使って何かを作るということはありません。

ステンレスの加工を行う工場では熱や圧力を加えて様々な形に加工を行っています。
ステンレスは加工のしやすい金属のため、用途に合わせた加工法によって様々なものへと生まれ変わります。

ステンレスで作られるもの

ステンレスと聞いて多くの方が思い浮かべるのはキッチンのシンクでしょう。
キッチンではステンレスが大変多く使われており、シンクだけでなく電子レンジや電子ジャー、冷蔵庫についてもステンレスが使用されています。
また照明器具やその他の家電についても、内部にステンレスを使用することが大変多くなっています。

また身近なものとしては自動車の部品、自転車のフレームとして使われていることもあり、我々の生活の中にはステンレス製品が溢れている状態とも言えるでしょう。

建築では屋根や外壁素材に使われることが多く、建物で言えばドーム球場や多目的イベント会場などで多く使用されています。
土木ではトンネルやダム、その他高架橋などの材料として用いられています。
 

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